リラクゼーションサロンで「お客様を選ぶ」

サロンでお客様を「選ぶ」ことがなぜ大切か

折角リラクゼーションサロンを開いたのですから、広くいろいろなかたに来ていただきたいと誰しも考えると思います。
経営上を考えても、お客様には来て頂かないと成り立ちません。

でも、時にはあえて「お客様を選ぶ」ことがリラクゼーションサロンに必要になることもあるのです。

自分の身に余るお客さまは請けない！

サロンのスタイルや、あくまで「リラクゼーション」「癒し」の範疇であるということを考えると、常にどなたでもを受け入れる事がプラスになるとは限りません。

自分の手に余るようなお客様の受け入れ方をしていては、他のお客様に迷惑がかかることもあります。

結局お客様の満足度も得られなくなってしまいます。

そこで、施術者とお客様双方の満足のために、あえて「ときにはお客様をお断りする」場合とはどんな時なのか開設します。

お客様の健康上の理由でのお断り

リラクゼーションサロンでは妊娠中のお客様、水虫に罹患しておられるお客様をお断りしているところが多いです。

特に妊娠中の場合、順調に見えていても安定期であっても突如具合が悪くなる場合もあります。

医療系国家資格を持っていても、マッサージ系や美容系の資格では国家資格といえ投薬等は出来ません。

まして民間資格スクールでは救急手当も習いませんから緊急時に出来る処方にも限界があります。

看護師資格ぐらいからある程度なんとかなる、かなといった程度ですがこれも状況が悪ければ難しいです。

うつぶせになってマッサージを受けて頂くのもお腹が圧迫されて危なっかしいので、最初から妊婦の方はご遠慮いただくというのは賢明な判断です。

治療目的の病院でない以上、責任の取りきれないことは手を出すべきではありません。

妊婦のかたを受け入れるサロンもなくはないですが、医療系国家資格を持った上で十分に勉強をし、病院とも相談連携を出来る体制がないのであればおすすめはしません。

また、水虫のかたにしても、いくらスリッパなどを消毒しても他のお客様や施術者への感染のおそれがありますので、これも他のお客様を不快にさせない意味でも事前にお断りする事が大事です。

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セキュリティ確保の意味でお客様を選ぶ

特にオイルマッサージなどで、お客様に裸に近い格好で施術を受けて頂く場合は女性のお客様に対するセキュリティを守ることが何より大事です。

このため、マンツーマンなど小規模の女性セラピストの運営されるサロンで、特にマンションの一室等で構えているとところだと看板は出さず、完全予約制にしたり男性のお客様をお断りするお店もあります。